AIを活用したゲームやメタバースの仮想空間など、近年エンタメ業界はテクノロジーの進化によって大きく変容してきました。そして、この流れにはオンラインカジノも及んでいます。
たとえば、近年はブロックチェーンをベースとしたオンラインカジノが誕生しており、このことから決済方法として暗号資産(仮想通貨)を使用できるように。加えて、ビットコインやイーサリアムなど代表的な銘柄だけでなく、上場したばかりの銘柄で決済できるプラットフォームも増えています。
そのため、昨今はミームコイン おすすめに掲載されているような、何千倍もの価格上昇を見込むことができる銘柄を調査する投資家が増えていますが、それらコインも将来的にはカジノ決済に使用できる可能性があります。そうなれば、単なるミームコインに留まらず、実需のある暗号資産としてさらなる資産形成が望めるかもしれません。
このように、ユーザーの選択肢が格段に増加しているオンラインカジノですが、「勝利金の送金が遅い」「手数料が想像以上に発生した」など、出金に関するトラブルがまだまだ日常的に発生しています。従って本記事では、オンラインカジノでよくある出金トラブルと、その対処法について詳しく解説していきます。
オンラインカジノでよくある出金トラブル
ユーザビリティに優れたオンラインカジノが多数誕生していますが、それでもなお、出金トラブルに関するコメントは情報サイトやSNSにて未だによく寄せられています。
以下では、オンラインカジノでよくある出金トラブルの具体例を紹介します。
出金の遅延
最もよくあるトラブルは、出金の遅延です。オンラインカジノで多くの勝利金を手にしたら、なるべく早く現実世界の口座に振り込みたいですよね。一方で、出金がなかなか進行しなければ、「一体いつ振り込みされるのだろうか」「ちゃんと現金化できるのだろうか」などと不安を感じてしまうかもしれません。
したがって、オンラインカジノユーザーにとっては、出金の遅延は最も解決したいトラブルの1つでしょう。
出金の選択肢が限定的
たとえば、日常の買い物ではJCBのクレジットカードを使用しているとします。そのためオンラインカジノでも同じくJCB決済を行おうとしたら、VISAやMasterCardしか対応していない、ということもよくあります。
その場合には、新たなクレジットカードや口座を作る必要があり、多くの手間を要することになるでしょう。また、出金の選択肢によっては手数料が変わるため、余計な費用が発生してしまう恐れもあります。
出金限度額の存在
ハイローラーであれば、数十万以上の配当を獲得することも珍しくないでしょう。しかし、オンラインカジノによって、異なる出金限度額が設定されています。
したがって、必ずしも配当金すべてを一度に出金できるとは限らないのです。大きな金額になると出金申請が拒否になることがあり、出金限度額の存在を知らないユーザーは、何かトラブルが発生したのではと不安に駆られてしまうでしょう。
出金トラブルを防ぐための方法
それでは、発生し得る出金トラブルを未然に防ぐためには、どのような方法が考えられるのでしょうか。ここでは、具体的な対処法を紹介します。
暗号資産を活用
出金の遅延は、プラットフォーム側の特別なエラーを除けば、多くが銀行振込もしくはクレジットカード決済を行う際に発生します。
その理由として、これらの出金方法を選択する場合、オンラインカジノから一旦金融機関を仲介し、その後にユーザーに送金がなされます。そして、たとえば出金日が週末であったとすると、通常の金融機関はお休みであるため、営業再開となるまで送金手続きがされないことになるのです。この理由から、銀行振込もしくはクレジットカード決済を行う際には、タイミングによっては出金に数日間を要することもあります。
一方で、暗号資産はこれら方法とは異なる方法、P2Pで取引が行われます。具体的には、暗号資産はそもそも金融機関を仲介することなく、オンラインカジノから取引所に直接送金がなされます。したがって、金融機関が閉じてしまう週末であっても、ノンストップで取引を行うことができるのです。
また、暗号資産の中にはリップルやライトコインなど、送金スピードを特徴とする銘柄も存在。そのため、これら暗号資産を出金方法として選択することで、数秒から数分で決済を完了させることも可能です。
なお、暗号資産での決済に対応しているプラットフォームは、一般的に出金の選択肢が豊富です。そのため、先述のように「自身の使っているクレジットカードに対応していない」といったトラブルにも遭遇しにくいという点でも、魅力でしょう。
出金ポリシーの事前確認
オンラインカジノによって、出金限度額は異なります。したがって、事前に1日、1週間、もしくは1ヶ月の上限を調べておきましょう。
一方で、もし出金限度額を超える出金がどうしても必要となる場合には、分割して出金する、もしくはVIPプログラムに参加する方法があります。
VIPプログラムは、そのプラットフォームを頻繁にプレイし続けることで、入会可能。詳しい条件はボーナス・プロモーションのページで書かれているため、関心のある人は確認してみましょう。
KYCを早めに完了
KYCとは本人確認の意味で、オンラインカジノでは不正防止や顧客保護のために実施が義務付けられています。
そして、KYCを行っていない場合には出金することができません。一方で、KYCでは本人確認書類を提出する必要があり、場合によってはプラットフォーム側の確認に数日要することも。
したがって、勝利後にすぐに出金を試みたいならば、KYCはオンラインカジノに最初にログインした際に、優先的に済ませておくようにしましょう。
公的ライセンスを確認
オンラインカジノは透明性を証明するために、第三者機関が発行する公的ライセンスを取得します。この公的ライセンスを取得する際には、いくつかの厳しい審査を通過する必要があるため、もしプレイするオンラインカジノが取得済みの場合には、信頼性が高く、出金トラブルが発生しにくいプラットフォームであると言えるでしょう。
逆に公的ライセンスを所持していない場合には、顧客保護が約束されておらず、詐欺などが発生するケースもあるため要注意です。
なお、公的ライセンスには「MGAライセンス」「キュラソーライセンス」「ジブラルタルライセンス」といった種類があります。多くのプラットフォームでは、画面の下部に取得済みのライセンス情報が明記されていますので、プレイする前に確認しておきましょう。
サポートセンターを活用
心当たりがないにも拘らず出金できないときには、サポートセンターを活用しましょう。近年、チャット形式であれば24時間365日受付しているオンラインカジノが増えており、時間や場所に関係なく問い合わせすることができます。
また、日本人が在籍し、日本語での対応を可能とするオンラインカジノも存在しています。特に初心者であれば、年中問い合わせ可能、且つ日本語対応可能なオンラインカジノを選ぶと安心でしょう。